(画像は僕ではありません。弊社の売り出し中ライター鯛(@tai_muscle5)です。)

こんにちは。
長沼です。

4/18にgoogleの変動があり、僕の会社のサイトもいっぱい飛びました。
気持ちはへこみますが、何もしなければ売り上げもへこんだままです。

こんな時こそ、やるべきことをしっかりとやる必要があります。
自分への激励、戒め、思考の整理のために、今何をすべきかを考えて記事にしました。

少しでも、サイトが飛んでどうしようと思っている方の参考になれば幸いです。

この変動をチャンスと捉えるか、ピンチと捉えるか。


物事は表裏一体です。何事も、良い面もあれば悪い面もあります。
今回の変動も、捉え方によってはチャンスになりえるし、ピンチにもなりえます。

一時的に売り上げが減っても、リカバリーして前よりも売り上げを上げることができれば、変動が起きて良かったということにできます。

まずは現状分析から

まずは、ピンチとなりうる要因、チャンスとなりうる要因を分析していきます。

ピンチとなりうる要因

一番困るのは売り上げが減ることです。
アクセスが減るから売れない。
数が出ないから特単を切られる。
固定費を切られる、といったことが想定されます。

この状態が続くとどうなるか。
運転資金が続けば問題ありません。
売り上げが回復できるように頑張りましょう。

問題は運転資金が無くなった時です。
倒産ということになります。

最悪の状況
売り上げが下がったままの状態がずっと続く

現金が無くなる

倒産

つまり、売り上げが下がった状態で何ヶ月持ちこたえられるのか、をしっかりと把握できれば別に問題ないことがわかります。
現金があるうちにしっかりとリカバリーできればOKです。

僕の場合は会社にしているから倒産という最悪のシナリオがありますが、副業でやっているのなら倒産の心配もありません。
自分が諦めない限り、ずっとチャレンジすることができます。

チャンスとなりうる要因

チャンスとなりうる要因はたくさんあります。

ライバルが減る

諦めて去っていく人が必ずいるので、ライバルが減ります。

参入障壁が上がる

SEOの難易度が上がるので、参入障壁が上がります。
つまり、新規参入する人が減ります。

今までやってきたことについて振り返れる

売り上げが減っているわけなので、今までやってきたことがベストなのか考え直す必要があります。
つまり、今までやってきたことを振り返る機会を強制的に作れます。

新しいことに取り組むきっかけになる

今までやって来たことを振り返ることにより、新しいことにチャレンジするきっかけになります。

成長できる

ピンチを乗り越えるために必死になるので、成長する良い機会になります。

意識が変わる

ピンチを経験することにより、普段の危機感も変わります。
意識が変わることによって、仕事の質がアップします。

また、ピンチを共に乗り越えることによって組織としての団結力が高まります。

ピンチを乗り越えた先には成長した自分の姿しか見えない!

こうやって考えると、チャンスになりうる要因も結構多いですね。
ピンチを乗り越えて一回り大きく成長した未来の自分が想像できます。

ただ、諦めてやめてしまったら終わりです。
頑張りましょう!

変動の原因についてざーっと考えてみた。


よおーし、いけるぞ!と気持ちが盛り上がったところで、何をするのかの方向性を決めるためにサイトの順位が落ちてしまった原因を考えます。

変動の原因を今すぐ特定することは難しいですが、ある程度当たりを付けたほうが今後の方針を考えやすいのは間違いありません。

自社の飛んだサイトを見ながら、変動の原因をざっくりと考えてみます。

どんなキーワードが飛んでいるか

商標キーワードも一般キーワードもどちらも飛んでいます。
また、ドメイン全体のキーワードがかなり大きく落ちているサイトが多い印象です。
こんな感じ↓

この落ち方を見ると、リンクが原因かな?とおもいます。
コンテンツで順位が変わる時は、じわっと動くことが多く、リンクで順位が動く時は大きく動くことが多いような気がしています。

今回は、いろんなキーワード、ページで一度に大きく動いているのでリンクが原因かな?
※あくまでも僕個人の予想、勘です。断言できるほどの根拠はありません。
というか、今までの変動でこれだ!と原因を断言できるほど特定できたこともありません。
なんとなく、こんな感じかなという雰囲気でやっていますのでそういう目で見てください。

コンテンツの質と数

弊社の飛んだサイトの内容を見てみますと色々なパターンがあります。

  • トップページから個別ページまで作り込んでいて、反応が良くなるように繰り返し改善をしているサイト(つまり内容には結構自信があるサイトです。)
  • トップページだけ頑張って作り、個別ページは放置しているようなサイト
  • トップページも個別ページもイマイチな状態で放置しているサイト

自分の中での評価ですが(googleから見たらどれも低品質かもしれません)、良いサイトからイマイチのサイトまで幅広く飛ばされています。
飛ばなかったサイトと比べても特に際立った特徴は見つかりません。

リンクの質と数

リンクは中古ドメインでバックリンクサイトを作って自分で入れています。
だから、質はあまり良いとは言えないでしょうね。
記事はツールで作っていますし、いかにものバックリンクサイトです。

第三者に変なリンクをつけられているサイトもありましたが、そうでないサイトもあります。

飛んでいないサイトたちに比べると、リンクの本数が多いような気はします。

飛んだサイトは自演リンクの本数が多い気がする。

順位が落ちた原因はリンクととりあえず予想

自社のサイトをざーっと見た感じでは、順位が落ちた原因は全く検討がつきませんでした。
ただ、今までSEOをやって来た勘で、原因はリンクではないかと感じています。
広告が〜という意見もよく見ますが、なんとなく自分の中でしっくりと来ません。

今の時点では原因を特定するのは無理なので、リンク関係を中心としたリカバリー案を色々と考えます。
目的は順位が落ちたサイトのリカバリーなので、今できないことにこだわっても仕方ありません。

リカバリー方法をピックアップ

今までの経験上、効果がありそうなリカバリー方法をピックアップしました。

リンク関係

質の低そうな外部リンクをサチコで否認

これで、戻ったという人が多いようなので試してみます。
効果がなかったとしても害もほとんど無いでしょう。

前回、リンクを否認したらすぐに順位が戻ったサイトもありました。(何もしなくても戻ったかもしれませんが。)

自演リンクの中で、評価が下がっていそうな中古ドメインのリンクを削除

googleで検索したり、インデックス状況を見たり、バックリンクドメインのバックリンク状況を見たりして、イマイチと思われるバックリンクを削除してみます。

質の低そうなバックリンクを切ったら上がったという経験は結構あります。

リンクの追加

リンクが無効化されて足りなくなっているという可能性もありますので、リンク追加もリカバリー案に入れておきます。

ただ、優先順位は下げておきます。
リンクを追加して順位が上がるのはある意味当たり前ですので。

別ドメインに載せ替える

最終手段ですが、一番リカバリーの確率が高いと思っています。

  • 元に戻せない
  • 時間がかかることがある
  • 失敗する可能性もある

というのが欠点ですが、そのデメリットを補って余りある強力な方法です。

コンテンツ関係

今回はコンテンツ関係は優先順位を下げますが、一応方法だけは考えておきます。

精読率を上げる

最近、精読率を上げると順位が上がるという話をよく聞きます。
試してみるのもありかなと思うので、ピックアップしておきます。

重複コンテンツの削除

重複コンテンツがあるサイトは、削除してみます。

アクションプランを考える


気持ちを盛り上げ、現状をざっくりと分析し、できそうなことをピックアップしたので、これを実際のアクションプランに落とし込みます。

ここで重要なのは、何を先にやるのかの優先順位です。
これをしっかりと決めないと、意味のない作業がたくさん出て来てしまいます。
また、作業の途中で、アクションプランは適宜見直します。

できることの中で、効果の高そうなことから取り組むことが重要です。

目的は売り上げの回復なので、そのために何が必要なのかを考えてマインドマップにまとめてみました。

  • 順位が落ちなかったサイトの伸ばせるところを伸ばす
  • 順位が落ちたサイトの順位を戻す
  • どうして順位が落ちたのかの解析

この3点を中心にしてアクションプランを考えました。

順位が落ちなかったサイトの伸ばせるところを伸ばす

手持ちのサイトをチェックしたところ、アクセスはあるのに全然売り上げにつながっていないサイトが結構ありました。
こういうサイトにテコ入れすれば売り上げを回復させることができます。

サイトの内容を改善できた場合に想定される売り上げアップ額が大きなサイトから優先的にテコ入れします。

テコ入れポイント
CTRアップ 文章・デザインの改善
順位を上げ切る 精読率の改善、リンク追加

テコ入れの内容は、CTRをアップさせるために文章を直す、デザインを直す、といったところをメインに考えています。
このへんの詳しい話は、別の機会に書きたいと思います。

また、検索順位が5位くらいのサイトの順位を上げきればもっと収益を上げることができます。
リンクを足したり、読まれるコンテンツに改善することによって順位アップを目指します。

順位が落ちたサイトの順位を戻す

順位が落ちてしまったサイトの順位をできる限り早く戻すことが重要です。

先ほどピックアップしたリカバリー案の中から、手軽にできてデメリットが少ない方法から行います。

実践するリカバリー案
リンク調整 リンク否認、リンク削除
載せ替え準備 ドメインの準備、順位を上げておく

まず、質の低そうなリンクの否認、質が低そうなドメインからのリンク削除を優先的に行います。
上記の作業を行なって様子を見ている間に、載せ替え先のドメインも早めに用意しておきます。

極端なことをした方が結果がわかりやすいので、何サイトかは全リンクを削除してしまおうと思っています。

順位が戻ってくれればそれでOKですし、戻らなければ載せ替えます。

載せ替え先のドメインは、ターゲットのキーワードである程度の順位になっていることが理想です。
バックリンクサイトの中から探したり、自演リンクで順位を上げたりして準備しておきます。

どうして順位が落ちたのかの解析

順位が落ちた原因を特定できれば、リカバリーがスムーズに進みます。
リカバリー作業をしながら、原因の特定も急ぎます。

順位が上がったサイト、下がったサイトの特徴を様々な要因で分析して原因を予想します。
解析するサイトは、自社サイトを中心に行い、足りない分はライバルサイトで行います。

GRCの上位100位は順位が上がったライバルサイトや、順位が下がったライバルサイトを探すのに非常に役にたちます。

原因解析の方法
調査する対象 自社サイト、ライバルサイト 上がったサイト、下がったサイト
調査する内容 バックリンクの数・質、サイトの内容・文字数
解析する内容 上がったサイト、下がったサイトの特徴を見つけて原因を予想

リカバリー策の結果も原因の解析には役に立ちます。

ここで得られた知見は、今後のやり方に反映させます。
今まで通りにやったらまた順位が下がるので、順位が下がらない方法を見つけるわけです。

これらを誰がいつまでにやるのかタスクにできれば完璧です。
あとはやるだけですね。

アクションプランを見直すタイミングは、原因の特定が進んだ場合です。
原因に合わせたリカバリー案に変更した方が効率が上がります。

やる

タスクにまで落とし込めたら、余計なことは考えずに作業に集中しましょう。
決めた期限までにやりきれれば、変動前よりもずっと成長できているはずです。

SEOのやり方も、より洗練されているでしょう!

あの時サイトが飛んだのが良かった!と思える日はきっと来ます。
諦めずに頑張りましょう!

あの時サイトが飛んで良かったと思えるように頑張る!

結果が出たらまた書きます。


(画像は僕ではありません。弊社の売り出し中ライター鯛(@tai_muscle5)です。フォロワーが少なくて泣いているので、心優しい方はフォローしてあげて下さい。)